クイックフィンロック
ロングボードやミッドレングスサーフボード、SUP等のセンターフィンに取り付けておくことで、フィンボックスにプレートを入れて位置を調節、ネジを締める手間から解放され、波乗り前後の、フィンの着脱をスムーズにします。
商品画像の取付方法を参考に、設置・使用してください。(使用開始時にはバネが硬くなっていますので、怪我に気をつけて作業してください)
- 特徴:フィンの着脱をスムーズにするクイックフィンロックスクリュー
- 付属品:ピン、スプリング、土台金具、イモネジ、六角レンチ
- 素材:腐食しにくいステンレス鋼316
- 仕様:ピン長さ36mm, ピン直径4mm (穴が4mm以下のフィンには使用できません)
取扱説明
フィンに関する用語
フィンの特徴を構成する要素の用語と考え方について説明します。
ベース(Base)
フィンがサーフボードに接する部分の水平方向の長さ。
ベースが長いほどドライブ力が強く、速度が出やすくなります。逆に、ベースが短いほど旋回性が高まり、ターンがしやすくなります。
デプス(Depth)
フィンがサーフボードから水中に突き出た垂直方向の長さ(高さ)。
デプスが大きいほど安定性が高まりますが、ターンの抵抗が大きくなります。逆に、デプスが小さいほどターンがスムーズになりますが、安定性が低くなります。
エリア(Area)
フィンのフィンボックスの外に出た部分の面積。
エリアが大きいほど安定性とドライブ力が高まりますが、抵抗が大きくなります。逆に、エリアが小さいほど抵抗が少なく、ターンがしやすくなります。
ボードが長いほど、ライダー(とボード)が重いほど、必要なエリアは大きくなります。
スイープ(Sweep)
フィンの傾斜角度。
フィンが倒れるほどスイープ角度が大きくなります。スイープが大きいほど、安定性とドライブ力が高まりますが、ターンの抵抗が大きくなります。逆に、スイープが小さいほど旋回性が高まり、ターンがスムーズに回転半径が小さくなります。
フォイル(Foil)
フィンの両サイドの膨らみ。
フォイルによって水の流れをコントロールします。センターフィンに多いのが「50/50」と呼ばれる両面に同じように膨らむ形状で、サイドフィンには「フラット 」と呼ばれる、内側の面が平ら、外側の面に膨らみがあるものが多く採用されます。
カント (Cant)
サーフボードのボトム面に対して90度の垂直角度から傾いている角度。
通常センターフィンは0度(ボードに対して垂直)で、サイドフィンは数度の角度がついています。 角度がつくことで水面に対してボードを傾けた際に水の抵抗が増すため、ボードを傾けたターンの時に水の抵抗を増加させ、シャープなターンを実現させる効果があります。
【参考】https://pocketsurf.jp/surfboard_fin
フィン購入時および使用上の注意点
- 素材の特性上、小さな黒い点など、異色が混入する場合があります。あらかじめご了承ください。
- ベース部分には削った 跡(擦れたような跡)が入りますが、製造過程で出るもので、不良ではありません。
- nanazeroのフィンは、フィンボックスメーカーが公表している寸法に合致していることを検品した上で出荷していますが、稀にフィンボックスとの相性によって入りにくい場合や、ボックスが大きすぎて緩くカタカタと不安定に感じるケースが発生する場合があります。
- フィンが入りにくい場合は無理に入れると外れなくなりますので、フィンのベース部分を紙ヤスリなどで削って、調整してください。
- 一方でフィンボックスが大きすぎてカタカタと不安定になる場合は、ベース部分にアルミテープを巻くなどして厚さを調整すると、安定します。
- 硬い素材を使ったフィンは、人体と接触して怪我をする/させるリスクがあります。ワイプアウト時等には接触しないよう、十分に注意してください。フィンの先端等が鋭利な場合には、事前に紙ヤスリなどで丸めておくのも、重大な怪我の予防策になります。
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